考えてみませんか?今、私たちができることを
希望の苗作りプロジェクト
-Save forests in the world!-
ウータンのホームページへようこそ!
今、アジアやアマゾン・アフリカの熱帯林をはじめ、ロシアやカナダの北方林なども、どんどん伐採され消滅していっています。そこで伐採された木材の多くは日本に輸入され、コンクリートパネル・紙の原 料・家具・住宅などに使われています。最近では、スナック菓子などに使われるパームオイルプランテーションの拡大により、広範囲の土地が皆伐されています。また、森に住んでいた先住民たち の多くも、森林が消滅したために、苦しい生活を強いられています。一方では、国産材は有効に利用されず針葉樹ばかりが植林された日本の森林も荒れたところがふえてきています。今、私たちにできることを考えてみませんか。たくさんありますよ!
このページでは、「希望の苗作りプロジェクト‐私たちにできること‐」として
1.ボルネオってどんなところ?
2. ボルネオで今なにが起きているか~自然破壊の現状~
3. 希望の村の苗作りをボルネオ全土に伝えたい
‐2.植林用の冊子作りー苗作りグループ「セコニャールスタリー」との話し合い
‐3.カリマンタン(インドネシア側ボルネオ)のすべてのローカルNGOをつなげよう!
‐4.NGOとの話し合い-BOSF,Walhi,Wetland Indonesia,Telapac-
を紹介しています。
よかったらみなさんもウータンの活動に参加してください!ウータンの活動は特別な技術も知識も必要ありません。森を愛する熱いハートさえあれば誰でも参加できます。ウータンはすべ てボランティアの力で成り立っています。一人ひとりの力でボルネオの豊かな森とそこに棲む生物、そして人々の暮らしを守っていきましょう!
プロジェクトを知りたい!⇒ボルネオってどんなところ?1.村の子どもたちの生活 へ進む
活動に興味をお持ちの方は!⇒森をともに守っていく仲間を募集してい ます! へ進む
【 原生の種の苗による植林用の冊子を作ります】
ボルネオ島のインドネシア側中央カリマンタンに位置するタンジュンプティン国立公園。川を挟んで向かい側にあるタンジュンハラパン村の村人が、2年半ほど前から、現地のNGOであるFrend of National Park Fundation(FNPF)の支援を受け、森から採った原生の種から作った苗を売って副収入にするプロジェクトを始めました。かつて、貧しさから違法 伐採や違法狩猟も行っていた村人が、今は苗作りグループを作り、組合から定期的に副収入を得て、生活を向上させています。また、苗は森から原生の種を採ってきて作られるため、植林において生態系を破壊することもありません。
ウータン・森と生活を考える会では、この活動に賛同し、支援を行うとともに、この活動を他の村にも広げるために、原生の種の苗による植林用の冊子づくりを本年度の活動の大きな柱として位置づけ、インドネシアのNGOをはじめとするたくさんの団体との協力体制のもと、プロジェクトを進めていきたいと思います。
すでに、FNPFのバスキ氏と共に、ボゴールにあるTelapac,Borneo Orangutan Suvival Fundation,Wetlands International Indonesia,ジャカルタのWalhiのオフィスを訪れ、アドバイスと今後の協力を約束してきました。また、今後はバスキ氏がボルネオ島のローカルNGOである、Bebsic,Diantama,Paneurkasih,Riak Bumi,YayorinといったNGOとコンタクトを取っていく予定であります。
この活動に賛同し、協力をいただけるNGO・各種団体、または個人を募っております。
- 協力してくれそうなインドネシアのNGOや、紹介したいカリマンタンの村や人を知っている方は教えてください。
- 日本のNGOとして、途上国の村づくり支援の関わり方についてのアドバイスやプラスになるご意見をお持ちの方はご提案ください。
- ミーティングへ参加したい方はご連絡ください。
また冊子作りの協力、アドバイス、後援、広報等について、どなたでもご連絡ください。
実施団体: HUTAN Group(ウータン・森と生活を考える会) FNPF(Friends of National Park Fundation) Telapak
現在 協力いただいている団体: インドネシア BOSF(Borneo Orangutan Suvibal Fundation) Wetlands International Indonesia Walhi (Friend of Earth Indonesia) 日本 Ramin Research Committee(ラミン調査会) 協力予定(要請中): Bebsic,Diantama,Paneurkasih,Riak Bumi,Yayorin
2011年6月
ウータン・森と生活を考える会
現地NGOとの協力の詳細はこちら
希望の村の苗作りをボルネオ全土に伝えたい4.NGOとの話し合い-BOSF,Walhi,Wetland Indonesia,Telapac-
希望の村の苗作りをボルネオ全土に伝えたい3.カリマンタン(インドネシア側ボルネオ)のすべてのローカルNGOをつなげよう!
原生の種の苗による植林用の冊子作りスケジュール
5月1日 :石崎がタンジュンハラパン村を訪れ、FNPFのバスキ氏と話し合い、内容を彼に書いてもらうことで合意
5月5‐6日:バスキ氏とボゴール等へ行き、各NGOにヒアリング、協力要請
5月20日 :植林用冊子のイラストをTelapacのアレックス氏に描いてもらうことで合意
6月30日‐:ウータンメンバーとアレックス氏でタンジュンハラパン村を訪問
8月後半:西岡事務局長らがタンジュンハラパン村、ボゴールを訪問、冊子の内容を詰める
9月後半:石崎らが冊子の最終の打ち合わせ
10月後半:国際森林年の今年、ゲストを呼ぶ際に、プレ冊子のお披露目
11月~12月:製本作業
翌年:冊子をもとに活動を実施