1、《STOP!違法伐採・違法材貿易》 

違法伐採についてITTOに申し入れ(2000年)
違法伐採についてITTOに申し入れ(2000年)

 

 

日本へ輸入の違法材停止を 

 

 *1999年、インドネシア環境NGOの                        

  Telapakを招き、大阪で違法材を発見。

*それで私たちは、他NGOと2000年のG8(先進国首脳会議)開催の滋賀・沖縄で、故橋本首相や農水大臣と会い、輸入の【違法材停止】を訴えました。

*違法伐採木の生産は2000-04年当時、インドネシアで7-9割、ブラジル6割、パプア・ニューギニア65%、マレーシア42%、カメルーン62%、ビルマ9割、ロシア5割(ITTOやWRI調査)。2008年、WWF報告では日本も6%の違法材を輸入しています。

*目指せ!違法材0㎥。

 

 

【合法材使用】が世界の潮流に!

 

*2000年11月、ウータンが中心となり、国際熱帯木材機関(ITTO)に【違法材使用停止】を依頼。同席の海外NGOの協力もあり、ITTO事務局長は「違法伐採を調査し取組む」と発言。

*2006年より日本政府は、公共事業等を含め【合法材使用】を定め、違法材追放を前進させています。EU各国、米国の「先進国」だけでなく、世界では【違法材排除・合法材使用】が潮流となってきています。 

*今、ウータンは海外NGOと連携し、日本政府や各国政府と協力し取

  組んでいます。

 

  

 

 

 

 【2007年 違法ラミン停止宣言】

   

日本700社に次ぎシンガポル9割の企業

 

     ラミン材停止!

 

 

国際連携活動が実を結ぶ

 

  *私たちは、マレーシアHUTAN Groupとシンガポール企業に【違法ラミン材停止】を訴えました。その結果2007年、9割のシンガポールの輸入企業が停止しました。企業は、違法性を知ったから。

*インドネシア森林保護団体「Telapak」、「フォレスト・ウォッチ・インドネシア(FWI)」、英米環境NGO「EIA」や私たちウータン、「ラミン調査会」の国際的な【STOP!ラミン・キャンペーン】の成功で、各国が【ラミン材停止】に向かい出しています。 2007年3月、違法伐採のラミン材販売が伐採地近くの市場で取引できなくなりました。 

           

 

 

【やれば出来る!密輸材停止】

        -最大密輸ルートが不可能に!

 

違法伐採停止タンジュン・プティン公園

にオランウータン戻る!

 

*2006年夏以降、インドネシア政府の努力や地元NGOのパトロールも始まり、一部の公園で違法伐採も停止しました。残されたラミンの森にオランウータンが戻ってきました。 ラミン以外の木材の違法伐採はインドネシア、マレーシアや各国で行われています。

 *インドネシアNGOsや同国政府の働きや国際的な違法材調査・申入れで、最大の密輸ルートであるインドネシア・西カリマンタンからマレーシア・サラワク州の海ルートは、2009年8月から今も密輸停止です。密輸材取引は不可能になり、0m3になったのです! 

*また東カリマンタンからサバ州についても最盛期の9割減の密輸材取引となり、サバ州の各地の木材工場は操業停止か、大幅短縮です。だが違法伐採はインドネシア国内で続いています。

   

*密輸や違法材の取り締まりは、NGOsが働きかけ、政府が行動し【やれば出来る】のです!  今まで努力や実行が欠如していたのです。

 

*ブラジル、ビルマ、カンボジア、マレーシア、コンゴ流域、パプア・ニューギニア、ロシア等では違法伐採は続いており、生態系を大破壊する違法伐採停止を広げねばなりません。

 

 

 

【違法材・違法貿易の停止を!

            違法材・違法貿易停止を2-8

 

資料室【違法材・違法貿易の停止を!

                      ・・・・・・[資料室]参考へ

 

Ramin材停止宣言・Stopラミン・キャンペーン

                         ・・ラミンキャンペーンを

 

 

 

密輸されたラミン棒(和歌山県で2004年)
密輸されたラミン棒(和歌山県で2004年)