ウータン・ボルネオエコツアー【タンジュンハラパン村・初日】

                         いざボルネオへ!

ジャカルタで一泊した後、国内便でカリマンタン(ボルネオ島)へ。港町からクロトという観光客が使う大きなボートでゆっくりと村へ向かいます。ニッパヤシが生い茂る河口からはボルネオ島の風景が広がります。ボートには、現地NGO・FNPFのメンバーのアドゥさんや村の小学校の先生シティさん等が同行してくれました。

                        いきなりオランウータンが!

タンジュンハラパン村に到着・・しそうでしたが、村ではウェルカムパーティーの準備中らしく、エコツーリズムグループのリーダー・バナさんに追い返されてしまいました。待っている間に、幾人かの村人がこのツアーに合わせて政府の援助を受け、作ってくれたカヌーでやってきました。最初のアクティビティはカヌーです。待っていたその時、FNPFリーダーのバスキさんが慌ててやってきました。オランウータンが近くにいるというのです。そーっと森のほうへ歩いていくとそこには巨大なオスのオランウータンが!しかも先に着いた人から餌をもらっています。どうも以前保護し、野生に返したセミワイルドのオランウータンが、バナナの保管庫を探り当て来るようになったようです。野生のオランウータンはなかなか見る機会がないので、みんないきなりラッキーでした。ひとりひとり、バナナをあげました。

                      村をあげてのウェルカムパーティ

さて、そうこうしているうちに、ウェルカムパーティの準備は整ったようです。見ると、村の岸辺にたくさんの村人が集まっています(一応幕をしているのですが、隙間から見えていました・・)。僕は、何度もこの村に訪れていますが、これほどたくさんの村人が集まった光景は見たことないのでびっくりしました。

ウェルカムパーティでは幕が下りるとともに、伝統的な打楽器による音楽が鳴り、一人の男性が剣を片手に木の周りを踊りながら周っています。何周かしたのちに、手にした剣で、その木をばっさりと切り落としました。これを合図に村へ入ることができ、村人もこちらへ歩いてきて歓迎の挨拶をしてくれたのでした。

                    ボルネオでのバースデーパーティ

この日の晩御飯はバナさんによる豪華な手作りディナーでした。初めての人には食事は心配の種ですが、とても美味しいとみんな大満足。そして、この日がちょうど誕生日のかっきー(+1月生まれのうさきち、いっしー)のためにサプライズでバースデーケーキが用意されていました!この村のバースデーケーキはとても変わっていて、ライスで作られています。見たことがないプレゼントとともにボルネオで誕生日を迎えることができました。ありがとうございました!